7/10/2016

エアビーアンドビー(Airbnb) 問題勃発

ここだけの話(ブログ?)です。

Airbnb(エアビーアンドビー)ってご存知ですか? ここ数年、急速に世界中に浸透してきている、ソーシャルネットワーキングサービスです。

サンフランシスコ発祥で、日本にも進出しているこのサービス、たぶん色々な所で話題にもなっていると思います。

Airbnbは簡単に言うと、一般の人(ホスト)が使っていない部屋や家を宿泊施設として提供して、そして、それらを使いたい一般人(ゲスト)が予約申し込み、成立すると宿泊できるシステムです。ホテルとホームステイの機能が混じったようなものです。

この基本アイディアは良い発想であると思います。宿泊先を探している人にとっては、選択の幅が広がりますし、ホストには収入が入るわけですので、双方ハッピーエンディング。

という簡単な話ではありません。このAirbnbを通じての宿泊は、世界各地で色々な問題が発生しているのです。その問題がわが身にも起こってしまいました。

うちの近所のコミュニティ(Subdivision或はHome Owners Associationと呼ばれる管理組合、町内会のようなもの)内の、3世帯がAirbnbのホストになっています。

コミュニティ規則及びナパ市条例によると、我がコミュニティ内世帯は簡単にホストになることはできません。この3世帯は規則違反を承知の上で、勝手にホストになってしまいました。

このままホストを続けると、市条例違反なので、彼らは罰金を払わなければなりません。
でも、罰金以前の問題は住民の不信感です。

3世帯以外の住民は怒ってます。 夫はコミュニティーの役員をやっていますが、この対立に巻き込まれています。

私道に囲まれた静かな住宅地に、見知らぬ人が入れ替わり入って来るとどうでしょうか。騒音や治安の不安があります。

ホストはリスク&リターンを考慮してホストになっていると思うのですが、近所の住民にとってはリターンはありませんので、リスクだけが取り上げられる次第です。

この件は、現在進行形ですので、進展ありましたらアップデートいたします。


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