10/24/2015

アメリカの大腸内視鏡検査(コロノスコピー)

アメリカの大腸内視鏡検査(Colonoscopy)について、私の経験を簡単にまとめておきます。

気になる方もいらしゃると思いますし、気にしなくてはいけない方もいると思います。

アメリカと言っても、おそらく病院によって若干の違いがあると思います。

今回私が検査したのはナパ市内にあるSt. Joseph Health Queen of the Valley病院で、3年前はフィラデルフィア市内にあるドレクセル大学病院、Drexel Universiry College of Medicineでした。


① 前晩から検査当日朝にかけて、腸管洗浄を家で行います。病院に着く前に、お腹はスカスカ。

② 病院チェックインの後、色々な質問をされ書類にサインします。

③ 着替えて、病室で点滴(IV)開始。今回テレビ付の個室を与えられました。ドレクセルではカーテン仕切りの大部屋でしたが、都会の病院ですのでスペースの都合でしょう。

④ その後、ずっと病室で順番待ち。TV見ながら、まだかな、まだかな。

⑤ やっと順番が来て、ストレッチャーで検査室まで運ばれます。気分はもう入院患者。

⑥ 検査室で酸素チューブをつけ、血圧、心音、脈拍数、酸素飽和度を測るものがつけられます。手術するみたい。

⑦ ドクター、ナース、テクニシャン、等々準備ができたら、静脈へ鎮静剤を注入。ウトウト、でも意識はありました。ドレクセル病院では、マスクを使っての簡単麻酔でしたので寝入ってしまいました。今回は、周りの音とかも聞こえ意識はありましたが、痛くも痒くもありません。30分位だったのか不確かですが、あっと間に終わり。

⑧ 検査後、そのままストレッチャーで病室へ。しばらく休むよう言われます。

⑨ しばらくして、ナースが検査結果をもってきました。ドレクセルでは、ドクターから直接、写真付き結果をもらい、ポリープのバイオプシー(生検)結果だけは、後から電話で知らされました。

⑩ 付き添いが来るまで着替えて待機。どっちの病院も、付き添いが来ないと帰ることはできません。夫が現れたので、これにてチェックアウト。滞在時間は約4時間半位。ドレクセル病院の方が少し短かったです。今回、順番待ち時間が長かったです。


この全てのプロセスに、いくらかかるのでしょうか?

今回の病院で、約$4,000(45万円位)です。ポリープのバイオプシーがあると、もちろん、それ以上になります。

保険があるので、ほぼ全額カバーしてもらえるのですが、アメリカの医療費はホント高い。

でも、医療サービス自体はかなり高いレベルなので、この費用は仕方がないのかなと思う時あります。

そして、私の今回の結果は?

ポリープもなく、問題ありませんでした。

ワインカントリーに引っ越してきて2年近く、やっぱり、私のフード&ワイン生活は健康的という証明がされました。(胃とか肝臓とか考えないでください。)

大腸内視鏡検査は大変ですが、何らかの症状が出る前に、ぜひ一度検査されることをお勧めします。

早期発見は重要です。


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