昨年8月に初めてカリフォルニア北部にあるマウントシャスタ(シャスタ山)へ行きました。
当時は6月に愛犬ウエブリーを亡くしたことにより、精神的にかなり落ち込んでいました。心の中にぽっかりと穴が空き、人と会って話することさえも拒否、引きこもり状態。
そんな時、現実逃避のひとつとしての旅行、その旅先として選んだのがカリフォルニアの聖地、パワースポットとも言われているマウントシャスタです。
シャスタ山は日本の富士山と同じく「聖山」と呼ばれていて、標高は富士山よりも高い4322メートル。
富士山でさえも登山したことない人ですから、シャスタ山登山など無謀な迷惑行為は考えませんでした。
大きなアクティビティはせず、スピリチュアルなものを求めての旅、シャスタを崇めながら愛犬のことを偲ぶ、それだけです。
ナパバレーから運転すること4時間ちょっと、ハイウエイ5から最初にシャスタの姿を見た時は感動しました。実に美しい!
シャスタ周辺はあまり観光地化されていませんが、その素朴な雰囲気がよりスピリチュアルモード、何か言葉では表せないパワーを感じました。
それから1年、愛犬ウエブリーの一周忌を過ぎて、少し落ち着いてはいますが、やはりウエブリーのことを考えると未だ悲しみでいっぱい😢
ウエブリーのことを再び偲ぶスピリチュアル・ジャーニー、マウントシャスタへ今年も行くことにしました。
まず最初に向かった先はマウントシャスタのOld Ski Bowl Trailhead(オールド スキー ボウル トレイルヘッド)
ここまでは車で楽に来られますが、この先は登山です。もちろん登山はパス。
シャスタ山風景は前年来た時と比べて、鮮明ではありませんでしたが、
美しさは同じ
こちらは逆方向
神秘的な美しさが漂ってます。
ここで少々やっかいな事発生
ピノがこのわんちゃんに好かれて、
ストーカー行為されました(笑)。
このわんちゃんはデカいですが、ピノ&カブと同じ頃に生まれた子犬(♀)です。
ヒッピー風飼い主曰く、母犬が突然いなくなって妊娠して帰ってきたので、父犬が誰なのかわからないそうです。愛と平和のヒッピー犬?
結構しつこくピノに迫って来て、ピノを抱えていた私自身も身の危険を感じました。
ごめんね、あっち行ってくれ~
このわんちゃんのおかげで瞑想することが出来ず、トレイルヘッドを跡に。
次はLake Siskiyou(レイク シスキュー)の湖畔にあるLake Siskiyou Camp Resort(レイク シスキュー キャンプ リゾート)のビーチへ
ここからのマウントシャスタ景色は今回のベストビューでしたが、
このビーチはドッグフレンドリーではないので退散、別の静かな湖畔へ
ここからの景色も素晴らしい
美しいマウントシャスタ!
ピノ&カブ初めて湖に入ってみましたが、
水をかなり怖がってしまい、必死で抵抗、ぐったりです。
ウエブリーは泳げましたが、ピノ&カブはダメかもしれません。
ピノ
カブ
湖で疲れた後はMount Shasta City Park(マウントシャスタ シティパーク)へ
ここのHeadwaters(源水)は有名ですが、
この表示によると、
飲料水としては認められておらず、個人のリスクで飲んでくださいです。
飲んでいる人や持ち帰る人はいますが、私自身は口を濯ぐ程度で水は飲みませんでした。
それよりも川の流れを聴きながら瞑想、、、ウエブリー、いつか会えるよね。
この公園はヒッピーの聖地となっているようで、そういう風貌の人たちがたくさんいます。まるで60年代にいるような錯覚を起こさせます。
年配の人ばかりと思いきや、意外と若いネオヒッピーちゃんもたくさんいて、アメリカのヒッピー文化はきちんと継承されてます。
夕食はマウントシャスタのダウンタウンへ
空がクリアであれば、ここからマウントシャスタがキレイに見えるのですが、残念ながら雲に隠れています。
日中は活気がありますが、夕方が来るとダウンタウンは静か
シャスタはピュアウオーターの市
ストリートで見たサイン
ここに書かれているのは Mount Shasta Where Heaven & Earth Meet(マウントシャスタは天国と地上が出会うところ)。天国のウエブリーに会えるところ。。。
翌日はマウントシャスタのダウンタウンから車で15分程度北上したところにある、人口3000人弱のWeed(ウイード)という市に立ち寄ってみました。
Weedとは日本語では雑草という意味で笑える市名ですが、実はもうひとつ意味があり、マリファナのことでもあります。なので、もっと笑える市名です。
Weed Welcomes You ウイードはあなたを歓迎します
微妙ですが、マリファナ解禁のカリフォルニアですから当然?
ウイードではブリュワリーに立ち寄っただけでしたが、
それなりに見所があるのかもしれません。
今回シャスタで宿泊したホテルはダウンタウンの端の方にあるStrawberry Valley Inn(ストロベリー バレー イン)
歴史を感じるストーンハウスのベッド&ブレックファスト
手頃な宿泊料金で朝食&ハッピーアワーのワイン付き
客室は小奇麗
アンティック?
犬連れでしたので、少し広めのスイート部屋にして正解
まあまあ心地良いドッグフレンドリーB&Bでした。
追加情報ですが、3日目にディナー利用したレストランがあるリゾートホテル Mount Shasta Resort(マウントシャスタ リゾート)
ここのレストラン及びゴルフコースから望む
マウントシャスタビューも素晴らしい!
最終日の帰り道に立ち寄ったBurney Falls(バーニー フォールズ)、マイナスイオンたっぷりの美しい滝。
この位置までは犬連れでも来れますが、この先降りて滝に近づくことは出来ませんでした。でも前回美しい滝は見ているので問題なし。
わんちゃん連れですと制約もありますが、ウエブリーを偲ぶ旅にピノ&カブ同伴は必須。
こうして旅は無事終了、昨年同様にスピリチュアル・ジャーニーは成功!
でも本当は大変でした。何が大変だったかと言うと、とにかく暑くて暑くて💦汗。
シャスタの周辺はカリフォルニア内陸なので、連日軽く100℉を超え。100℉って、38℃くらいですが、日中は40℃を超えてました。
日本の暑さ、大変ですね~なんて軽く言ってましたら、わが身に起こってしまいました。
しかもその上、到着した日にシャスタにわりと近いRedding(レディング)というところでワイルドファイア(Carr山火事)発生。
このワイルドファイアは今も燃えていて、犠牲者も出ています😢。カリフォルニア州山火事で再び非常事態宣言、猛暑と山火事でダブルパンチ。
その山火事のせいだったのか、滞在中はどうも空がクリアでなく、ブルースカイがあまり見られませんでした、残念。
それともうひとつ、ピノ&カブという子犬2匹連れの旅は大変な労力です。もう少し大人になってくれると楽ですね。
と、ネガティブなこともありましたが、やっぱりマウントシャスタは美しく、今回も特別なものを感じました。
普段スピリチュアルなことに興味がある訳ではないのですが、シャスタには惹かれるものがあります。
私の趣味であるフード&ワインの観点からはシャスタは何回も行きたいグルメ街ではありませんが、今回も思いました、再び来よう!
でも、次回からはお盆の時期ではなく、春か秋のお彼岸の頃に行こうと思います。根性なしですから、暑さに耐えられません。
まあ私だけでなく、暑さに弱いわんこ達のことも考えて、時期は変えようと思ってます。
マウントシャスタへのスピリチュアルな旅でパワーアップ!
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