3/14/2018

静かなナパバレー Yountville町での悲劇

先週金曜日のことですが、ナパバレーが全米ニュースに登場してしまいました。昨年10月の山火事以来、、、またしても暗いニュース。

ナパ郡の人口三千人くらいの小さな町Yountville(ヤントビル、ヨントビル)にある退役軍人施設内で、ガンマンが3名の女性職員を人質に立てこもり、数時間後人質全員を殺害し、そして、容疑者自身も自殺。

あまりにも悲しい結末。

しかも被害者女性のひとりは妊娠中でベイビーも亡くなってしまいました。ご家族のことを思うと、本当にやり切れないです。

容疑者は30代の退役軍人で、この施設内でPTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療を受けていた男性。写真や名前から、たぶんアジア系アメリカン、最近アジア系の犯罪者も増えてます。


この事件は先月起こったフロリダ州の高校乱射事件とは状況は違いますが、ホント米国って病んでいる人多すぎる。次から次へと発生する恐ろしい殺人事件。

ガンコントロールは重要な課題ですが、それ以前に病んでいる人が多すぎる社会が問題なのではと思ったりもします。

日本でも時々恐ろしい事件が発生していますが、米国のレベルには程遠いです。

穏やかでのんびりとしたヤントビル町で起きた悲劇にナパバレー再び悲しみに暮れてます。


そんな気が滅入るニュースが入った時はこの子たちのこんな姿を見て癒されます。



ここ数日、ご近所さん数組が我が家のピノとカブを見に来ました。未だ公共の場に行くことはできないので、家の中で少しづつSocialization(社会化)しています。

人や他のわんちゃんたちに触れ合うことで、少しづつ社会適応能力を見につけるようにしなければいけません。

子育てをしたことないので、偉そうなこと言えませんが、人間の子供も親の育て方によって色々と違ってくるのでしょうね。

多くの犯罪者の生い立ちを知ると、幼い時の家庭環境などに同情できる部分があったりします。

以前どこかの殺人事件の後、被害者の家族が容疑者を許すと言っていたのが心に残りました。

でも多くの被害者家族はそのような寛大な気持ちにもなれないでしょう。そして、生涯悲しみと共に生きていかなければいけない。


身近な所で事件や事故、災害などが起きると、色々考えさせられます。

暗いニュースもありますが、ナパバレーは美しいワインカントリー、事件の起こったヤントビルは危険なところではありません。

静かな田舎のグルメ街ですので、観光客の方ぜひお立ち寄りを。


🍷ワインカントリー&サンフランシスコのレストラン、ワイナリー、グルメ情報お探しの方は「フード&ワインの日々」