6/02/2017

サンフランシスコのミッション地区に足を踏み入れる

今週、サンフランシスコのミッションという地区に行ってきました。

行ったといっても、散策するわけでもなく車で通り過ぎただけ、あとはミッションの北の端の方にあるレストランで食事しただけです。

20年近く昔、アメリカ北東部の田舎からサンフランシスコに引っ越してきた時、周りの人たちがサンフランシスコ市内で治安の悪い地区を教えてくれました。

ミッション地区はその中のひとつで、サンフランシスコ滞在していた3年間で足を踏み入れたことはなかったです。

でも、もしかしたら行ったことあっても昔なので記憶がないのかも。

とにかく危ない地区というイメージ(今も一部そうかも)が記憶にあるので、3年半前に再びベイエリアに引っ越して来てからも足が遠のいていました。

でも、様々な情報ソースから、ミッション地区はジェントリフィケーション(都市再編現象)が進んだ地区のひとつで、今や若者を魅了するスポットに変わってきていることは知ってました。

そして、ミッションはサンフランシスコでも屈指のフーディ地区であることも知っていました。

話題のレストランやグルメショップがどんどんオープンして、時代の最先端を走っていることもわかってます。

しかしながら、なにせ昔のネガティブなイメージを引きずっている人はそうそう簡単に行く気にはならないものです。

しかも、元々はラテン系の人たちの地区で、最近は学生、アーティスト、IT起業家などのヒップスター(Hipster)たちが集まる街とか聞くと、おじさんおばさんの場違い感が半端ないです。

流行を追っているわけではないので、行かなくても全く問題ありません。

と言っても、ちょっとばかり気になる店もあるので、勇気(ここ重要)を出してミッション地区に足を踏み入れてみました。

ジェントリフィケーションが進行しているとは言えども、ミッション地区の一部は未だ治安が悪いです。

なので、車で目抜き通りのミッションストリートとヴァレンシアストリートを通り過ぎるだけにしました。名付けてミッションツアー101(超初心者向け)です。

汚かったり危なそうな場所はありますが、お洒落な店もたくさんあるようですので、まあなんとなく若者がこの地に引き寄せられる理由がわかるような気がします。

でも、やはり、この地区はサブカルチャー色が強すぎて、私には場違いって感じがします。

たまに行くのは面白そうですが、そう頻繁に入りびたるような場所ではないです。

食事の前にオーガニックスーパーのレインボー・グロッサリーストアに立ち寄ったのですが、普通のスーパーとはかなり違ってました。

オーガニック教信者が足蹴く通うところです。


スーパーの壁までアーティスティックで、こういうスーパーがお洒落とか思う女子は多いのでしょうね。


よくよく見ると面白そうな商品が並んでいて、時間をかけて見てみたい気がしましたが、時間がなかったので退散。

この後、近くの居酒屋で食事しました。久しぶりの居酒屋ですごく居心地良かったです。

ミッション地区には人気の和食レストランもたくさんあるようです。そういう点では親近感もありますので、これから少しづつ慣れていきましょう。

場違い感を愉しむ!


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