12/01/2018

カリフォルニア州運転免許証(DL/ID)更新とリアルID(Real ID)取得

カリフォルニア州在住以外の方には、特に面白くないトピックです。

今年の誕生日(11月下旬)は5年に1回のカリフォルニア州運転免許証の更新がありました。

9月初旬にカリフォルニア州陸運局(DMV)から免許更新に関する案内状がやってきて、メール或はインターネットで簡単更新できますよ、という内容でした。

が、、、

メール或はインターネットで更新した場合は、リアルReal IDの取得はできません。リアルID取得のためには、近くのDMVオフィスに出向かなければいけません。

リアルIDとは2020年10月から採用されるフェデラル(連邦)レベルのID、すなわちアメリカ国内線やフェデラル施設利用する際には必要とされる身分証明書。

これまでの所持していた運転免許証(DL/ID)はカリフォルニア州レベルでは普通に身分証明書として利用はできますが、連邦レベルでは利用できなくなるのです。

私のような日本国籍者の場合、パスポートを提示すれば国内線利用は問題ありませんが、どうせこの時期更新するのであれば、リアルIDを取得しておこうと思いました。

ところが、何かと非能率的な米国のお役所仕事、、、DMVで何時間も待たされたというニュースが入ってきて、そのプロセスは円滑に進むのだろうかと不安になりました。


とりあえず、DMVではアポを取ることが可能なので、更新通知を片手にインターネットで確認すると、一番早い日は1か月以上先、でも誕生日の8日前なのでセーフ。

リアルIDとなると、身分を証明するものを準備しておかなければいけません。

アポの日の前夜、パスポート、グリーンカード、ソーシャルセキュリティカード、有効な運転免許証、住所と名前が確認できるもの(公共料金の請求書とか)等、しっかりと準備。

そこでひとつ気がついたのは、更新申込書(アプリケーション)ってあるの?

で、更新通知をよくよく読んでみたら、申込はオンラインで可能、DMV到着前に申し込みせよ、ということでした。

前夜に気がついて良かった、到着前にオンライン申込をきちんと済ませることができました。


アポ当日の朝、最近リアルIDを取得した近所の人に偶然会ったので、DMVでどのくらい時間かかったのか聞いたら、30分程度で簡単だよと言われました。

え~~~、テレビニュースのインタビューでは6、7時間という回答の人がいたので、びっくり。アポなしのウオークインの人は時間がかかるのかなと思いました。

真面目日本人の私は、アポ時間の10分前にDMVナパオフィスに到着。

アポあり列に並ぼうと思ったら、誰も並んでいない、アポなし列には2名だけ並んでました。

どういうこと?アポなんて必要なかった?

受付のおにいさんは余裕で実にフレンドリー、各担当者たちはおしゃべりしながら余裕で仕事していました。

結局、書類確認、視力テスト、写真、仮免許証のプロセスに30分程度で終了、近所の人の言う通り。

感謝祭のホリディを挟んでいましたが、10日後には新しい免許証が郵送されてきました。


リアルIDは右上の方にゴールドのくまさんがお目見えしています。

これで5年間は何もしなくて良し。

ということで、テレビニュースはどこまで真実を語っているのだろう???

面白いから、誇張しているんじゃないの?と思ってしまいました。


それにしても、最近アメリカのお役所仕事が実に迅速になっていてオドロキ。今年更新したグリーンカード(こちら)も素早かったしね。

グリーンカードは連邦政府、運転免許証はカリフォルニア州、どちらも引き続き、きちんと仕事してくださいね。たくさん(?)税金払っているのですから、、、



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