愛犬ウエブリーは難病にも関わらず、いつもポジティブ、病に負けることなく、最後まで凛として生きていました。
数か月前にそんな話を夫としていて、、、
もし、もう一度わんちゃんを迎えるのであれば、愛犬のような強い精神力をもった仔が欲しい、そんな気持ちになりました。
そこで、愛犬のブリーダーに連絡しようということになったのです。
愛犬のブリーダーはニューヨーク州ロングアイランドの田舎町に住んでいた女性です。
実はこのブリーダーには2009年2月に愛犬を引き取って以来、一度も連絡したことはありませんでした。
なぜなら、私達はブリーダーに対して良い印象を持ってなかったから。
ブリーダーはおそらく愛犬の病気(その時はケンネルコフ)のことを知っていて現金販売しました。
そして、後に命を奪うことになった気管虚脱は遺伝性であり、そのこともわかっていたのではないかと疑っていたからです。
私たちは彼女に対して良い感情はありませんが、もし今でもブリーダーをしているのなら、愛犬と血のつながった仔がいるかもしれない。
愛犬を引き取りに行った時、ダイアニーという名前の愛犬の母親(当時4歳だった)とシャネルという名前のパピー(この子は愛犬の姉妹ではない)が一緒に生活していました。
もしかしたらダイアニーやシャネルと血のつながったわんちゃんが存在しているかもしれない、と思い始めました。
もしいるのであれば、ニューヨークでもどこでも引き取りに行こうと決心したのです。
藁をも掴む思いです。
早速、夫が電話とメールアドレスでアプローチしてみました。
電話は何度も試みましたが、誰も出ません。メールは届いているみたいだけど、返事はなし。
仕方がないので、最後は手紙を書きました。愛犬を引き取りに行った住所はわかっていたので、そこへ手紙を郵送したのです。
アメリカでは住所を検索すると、家の持ち主の変更がわかるのですが、持ち主の変更はありませんでした。
それから数週間経っていますが、未だ何ら返事はありません。
出した手紙が戻って来てもいないので、誰かが受け取ったはずですが、何ら連絡がありません。
もし誠意あるブリーダーであれば、何らかの返事をしてくれるはずです。
非常に残念ですが、なんとなくこの結果は最初からわかっていました。
わかっていても、やりたいことってあります。そうすることで、次に進めるからです。
愛犬と血のつながったわんちゃんとの出会いはないけれど、愛犬の生まれ変わりに出会えるかもしれない。
会えなければ、ずっと愛犬だけを心に生きていく。
いずれかです。
愛犬との最初の出会いは、この写真でした。
ネットでこの写真を見て、車で片道3時間かけて会いに行きました。
それから8年4か月、最高の時間を過ごすことができました。
こんなパピーが再び現れるでしょうか。
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12/18/2017
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