5/04/2017

興味深いサンフランシスコのレストラン客層

普段レストランに行くと、意識はしていなくても目に入るのはそこにいる他のお客さんたちです。ほとんど気にならない時もありますが、なんとなく気になって周りを見てしまう時もあります。

この行動は周りを気にする日本人独特でしょう、というのは間違いで、アメリカ人だって気になるものです。そこに来店している人たちを見て、居心地良い時もあったり、なんとなく居心地悪い時もあったりします。

個々の客というよりも、全般的な客層というのはお店にとっても、お客にとっても気になるものです。お店にとっては気になるどころではなく、客層分析はターゲットマーケティングとして不可欠ではないかと思われます。

私はもちろんレストラン関係者ではないので、しっかりと客層チェックはしませんが、それでもチェックしてしまう時があります。

そして、最近その頻度が高くなっています。というのは、ナパバレーよりもサンフランシスコという多様性に富んだ街で食事をする回数が増えているからです。

ナパバレーのレストランに行くと、大体私はマイノリティです。私ひとりだけアジア系の客、というのが多いです。まれに他のアジア系客を見かけますが、その数は少ないです。

ナパ郡ナパ市内のアジア系人口は5%にも満たないくらいなので、当然と言えばそうなのでしょう。ナパバレーの北の街に行くと、その率はもっと減ります。

ナパでも有名だったり高級なレストランに行くと、ベイエリアから来るグルメアジア系客を多く見かけることもありますが、普通のレストランではアジア系に遭遇する確立は低いです。

先日行ったジャズクラブのブルーノートナパでは、日本人アーティストにもかかわらず、私ひとりだけアジア系客だったので、びっくりしました。周りはほとんど白い人たちです。

そんなマイノリティ環境にいるので、サンフランシスコに行くと驚きます。サンフランシスコの人口構成では、白人とアジア人率がかなり接近しています。なので、私は必ずしもマイノリティにはならないのです。

最近行ったサンフランシスコのスシレストランでは、9割くらいアジア系客でした。その前に行った同じくスシレストランでは夫以外は全部アジア系でした。

立場逆転、夫がマイノリティです。しかも、某スシレストランではアクセントある英語が飛び交っていて、夫がその英語を一部理解できませんでした。笑ってはいけないが、笑えます。

面白いことに、サンフランシスコでは行くレストランによって、私がマイノリティになる時と、夫がマイノリティになる時があるのです。

普通に考えると、アメリカやヨーロッパ系のレストランでは私がマイノリティ、アジア系のレストランでは夫がマイノリティと考えます。大方その通りなのですが、まれに違う場合もあります。

先日行ったフィナンシャル地区にあるジャパニーズ・ステーキハウス、炉端焼きのレストランRoka Akor(ロカ 炉火 アコア―)では、なんと私の方がマイノリティでした。このレストランは一応日本料理のカテゴリーに入っています。

たまたま、私が行った時がそうだったのか、わかりませんが、料理自体が非アジア系にアピールするような気がしました。

もしかしたら、鉄板焼き(ヒバチ)のような印象があるのかもしれません。全米で浸透しているエンターテインメント的な鉄板焼きって、非アジア系好きですよね。

炭火を使った炉端焼き、この美しいビーフはとても美味しかったです。


いずれにせよ、必ずしもアジア系のレストランだから、アジア人ばっかりとも言えないのです。雰囲気とか料理内容とかによって、アピールする層が違うのでしょう。

こうしてサンフランシスコのような多様性溢れる街で食事すると、色々と面白い発見もあるので、実に楽しいです。夫もマイノリティの気分を味わうのが楽しいらしいので、これらも続けたいです。

「フード&ワインの日々」のRoka Akor San Francisco(ロカ アコアー サンフランシスコ)の(記事はこちら)です。

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