4/11/2017

苦手なサンフランシスコの公共交通機関

アメリカは車社会であるとよく言います。それは事実です。広大な土地、車無くして生活するのはむずかしいです。私もこれまで都会から郊外そして田舎まで、色々な場所に住みましたが、車はいつも必需品でした。

でもアメリカの一部の都市では、車なくても生活できるところがあります。例えば、私が昔住んでいたニューヨークやフィラデルフィアなどの都市です。もちろん市内全域ではなく、市内の中心地に住んでいる限りは車は要らないです。

サンフランシスコも車がなくても生活できる都市のひとつです。市内では公共交通機関が利用できるので、車なくても大きな問題ではないでしょう。むしろない方が、車の維持や駐車などに頭を悩ますことなく楽な生活ができます。

と書いていますが、実は私は公共交通機関を利用することが苦手です。何が苦手かと言うと、どの場所で、どの番号のバスや電車(トローリー?)に乗って、どこで降りるのかを考えるのが面倒です。

このような路線図を見ると、何が何だか頭の中が混乱してきます。特に赤枠内の交通量の多い市内中心部は実に複雑な路線で、見るのも嫌になります。ああ、面倒くさい、、、年をとると、この言葉を使う回数が増えてきます。


サンフランシスコ市内で働いていた30代の時は今よりはましでした。一応通勤には郊外に通じているBART(バート)という電車を使っていました。

市内のバスはほとんど利用することはありませんでしたが、まれに同僚と一緒にランチする時に利用しました。でも、同僚の指示に従って一緒に乗って降りただけなので、それがどこ行きだったのかはわかりません。

サンフランシスコ市内でよく見かける、このような2台が連結しているバスでした。


公共交通機関を苦手としている私ですが、最近サンフランシスコに行く回数が増えてきて、こんなバナナのような、


鉄道なのか、バスなのかわからない


乗り物を目撃すると、ちょっと興味が湧いてきました。

おそらく、この公共交通機関を把握できれば、より快適に市内を移動できるのしょう。ナパから市内には車で入っても、市内の移動は車よりも公共交通機関の方が楽ですからね。

もちろんタクシー利用もありですが、夕方の時間とか少し中心地から離れると、すぐにはタクシーはつかまらないこともあって、公共交通機関を利用してみようという気持ちが生まれました。

と考えていて実行に移す前に、ウーバー(Uber)やリフト(Lyft)などの配車サービス会社を利用することを覚えてしまいました。

配車サービス、こっちの方が断然楽です!何と言っても目的地まで連れて行ってくれるし、待ち時間もあまりなく比較的すぐに来るし、支払いもカードで後日精算されるし、何と楽なのでしょう。

料金は公共交通機関よりは少し高いけどすごく高いわけではないし、時間のロスや雨の日などを考慮すると、少々高くても全く問題ないです。

最近のローカルニュースではこの配車サービスの利用者が増えていて、バート利用者が減っているらしいです。配車サービスのシェアライドを利用すると、場所によってはバートの料金の方が安いのかも、それに早いからでしょうね。

市内に住んでいたら、どうかわかりませんが、たまに市内を移動するだけでしたら配車サービスで全く問題なし。これにて、公共交通機関を利用することから益々遠のいてしまいました。

でも、もしかしたら観光として、ケーブルカーの利用はありかもしれません。


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