3/09/2017

サードウエーブコーヒーで想い出したこと

普段コーヒーは朝1杯飲むだけです。 コーヒー好きでもコーヒー通でもないので、自分で用意もしません。 コーヒー好きの夫が淹れています。 淹れると言っても、豆と水をマシンに入れるだけの簡単作業です。

夫はポットを片手に薄いコーヒーをガバガバ飲む、その辺でよく見かけるアメリカ人です。 そのレベルのコーヒーですから、豆はダンキンドーナツブランド(これ好きなアメリカ人は多い、特に東部)という大衆向けの豆です。

そんな私たちは巷にはびこるセカンドウエーブコーヒー店にもほとんど行きません。 基本、チェーン展開している巨大企業の店よりもローカルの小さい個人店を応援したいタイプの人なので、行くのを避けます。 しかも、コーヒー自体の味もたいして美味しくない。

でも、最近サンフランシスコでサードウエーブコーヒーのブルーボトルコーヒーを試してみて、ここのコーヒーはまあまあいいじゃない(こちら)、と思いました。

サードウエーブコーヒーなんて、かなり昔から流行ってるんじゃない、今頃何言ってるの? という感じですかね。 正直、この種のコーヒー店って、ベイエリアのテック関係の人がiPadとかを覗きこみながら長居しているイメージがあって、アナログの私は場違いと思ってました。

でも、ブルーボトルで味を占めたので、他のコーヒー店も行ってみました。 なんと、灯台下暗し、ナパバレーにも人気サードウエーブコーヒー店があったのです。 Ritual Coffee Roasters(リチュアル コーヒー ロースターズ)の(記事はこちら)です。


ここのコーヒーもなかなか美味しく、これだったら使えるじゃないのアメリカのコーヒーショップも、と思いました。 この二つ以外にもサンフランシスコ市内には美味しいコーヒーショップがあるらしいので、機会があれば行ってみたいです。

そんな中、ふと思ったのは、これらのコーヒーって、日本の喫茶店のコーヒーに近いのでは、ということです。 昔のテレビドラマに出てきたりする、ちょっと無口なおじさんが味わい深いコーヒーを丁寧に淹れてくれる、昭和の喫茶店のコーヒーのような感じ。

アメリカの巨大チェーン店進出の影で、コーヒーに情熱を傾けていた日本のおじさんたちはどうなってしまったのでしょうか。 生き残って今も美味しいコーヒーを淹れてくれる人もいたらいいな、と思います。

その昔、たぶん70年代、美味しいコーヒーを淹れることが流行った時期(もしかしたら、単純にマイブームかも)がありました。 私も、お小遣いをはたいて、コーヒーサイフォンを買った記憶があります。 フラスコとかアルコールランプを使ったサイフォンで、美味しいコーヒーを淹れました。

そんな過去はどこかに消えてしまい、今やすっかりアメリカのコーヒーレベルに順応しています。 不思議なことに、サードウエーブコーヒーが過去を蘇らせてくれたのです。 やっぱり美味しいコーヒーっていいね! 

久しぶりに日本の喫茶店の本格的コーヒーを味わってみたい気分になりました。 



2 件のコメント:

  1. 私も、コーヒー毎日飲みます。日本にいた時は、美味しいコーヒーを求めて、専門店に行ったものです。日本では、高いところだと1杯1000円していました。 こちらの、チェーンでやっているコーヒー店は、私も、ほとんど行きません。 美味しいコーヒーを出すお店が少し増えてきているのですね。 昭和が懐かしいですね。

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    1. きぶたさん、日本の喫茶店の美味しいコーヒーは場所代もあるのでしょうね、高いですよね。 コーヒーの味にこだわる店が登場しているのは良いことです。 日本ではオークランド発祥のブルーボトルコーヒーが人気があるようですが、元々存在していた文化がアメリカから違う形で輸入された感じでしょうか。 面白いです。

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