1/23/2017

崩壊したブーツヒールの話

基本、私は物持ちが良く、洋服、バック、靴、時計など、かなり長く使います。 でも、物持ちが良すぎるために起こってしまった恥ずかしい話があります。

93年にアメリカの北東部ニュージャージー州に引っ越しました。 冬のシーズン、その地域は数回大雪に見舞われます。 雪の日は普通の靴では生活できませんので、ブーツを買いました。 ブーツのヒール底は滑らないようにゴム素材になっていました。

3年半後、隣のニューヨーク州に引越しました。 アップステート・ニューヨークと呼ばれる北部でしたので、引き続き冬の間のブーツは必需品でした。

2年後、サンフランシスコ・ベイエリアに引っ越しました。 雪が降らない地方ですので、そのブーツはクローゼットで眠ったままでした。

3年後、東京へ引っ越しました。 皆さまご存知、ほとんど雪は降りません。 ブーツはやはりクローゼットで眠ったままでした。

6年半後、再びニューヨークへ引っ越しました。 その年の冬は特別寒くて、大雪にも見舞われました。 

とある雪の降る日に、予約をしていた美容院へ、ブーツを履いて出かけました。 カットしてもらいながら、ふと床の上を見ると、なんだか土のようなものがあるのです。 雪の降る日でしたので、誰かが靴についた汚い土を運んでしまったのだな、と思いました。

美容院を去る頃、ふと見ると、床の上にもっと土が登場していました。 なんと汚い、誰がこんな汚い土を運んだのだろう? と見渡すと、どうも私の周りだけでした。

ええ、もしかして私か???

ついに気がつきました、床の上にあったのは土ではなく、私のブーツのヒール部分が崩壊していたのです。 ヒール部分がボロボロと簡単に崩れていく靴を生まれて始めて見ました。 その時既に半分近くなくなって、床にまき散らしていました。 座っていたので気がつかなかったのです。

とても恥ずかしくて、静かにその美容院を去りました。 それから駐車した車まで歩いていく間に、このブーツヒールはほとんど崩壊です。 もはやブーツどころか靴でもなく、中敷き一枚の状態です。 雪の地面を歩くと、足がびしょびしょになって、実に寒かった。 とんでもないことって起きるものです。

購入してから15年後のことでした。 5年間、年数回使っただけのブーツでしたが、何回も気候の違う場所に移動されられて、その過酷な環境に耐えられず息絶えてしまったのです。 カリフォルニアの乾燥や日本の夏冬の湿気と乾燥などが、ブーツを苦しめていたようです。

そのブーツが亡くなって、新しいブーツを買いました。 土(ホントはヒール)をたくさんまき散らさないように低めのヒールです。


ニューヨーク州から隣のコネチカット州、その後ペンシルバニア州に引越して、通算6年の間、数回使用しただけです。 カリフォルニアに引っ越してから3年間一度も使用していません。

買ってから既に9年が経っています。 まだまだ使えそうですが、次回雪のふる地域に行く場合は注意です。

あまりにも気候の違う地域に引越しする時は気をつけましょう。 靴だけでなく、木材を使った家具、食器、皮製品なども要注意です。

「フード&ワインの日々」更新しました。 ナパのワイナリー Madonna Estate(マドンナ エステート)の(記事はこちら)です。 


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