3/27/2016

アメリカで日本語を話すこと

私の住むナパバレーはサンフランシスコベイエリアの北部(ノースベイ)に属しています。

ベイエリアの日本人人口は全米都市の中でも多い方ですが、北部に住む日本人は少ないと思われます。

おそらく、私のライフスタイルも関連していると思いますが、普段ほとんど日本人に会う事はありません。従って、日本語を話すこともあまりなく、今年に入ってから、唯一話したのは日本に帰国した時だけです。

でも、時々、愛犬に日本語で話しかけています。

この週末、日本人がより多いサンフランシスコとバークレーへ出向き、久しぶりに日本の方達と日本語で話す機会に恵まれました。

もちろん、英語より母国語である日本語を話す方が楽なのですが、日本語を話すことも思ったより大変であることに気がつきました。

特に、始めてお会いする方とは、どこから話を初めていいのかわかりません。何をされているのですか?どちらにお住まいですか?アメリカ在住は長いのですか?

色々聞いてみると、どこかで共通点などが見つかって、より話しやすいかもしれません。でも、あまり質問攻めをするのも相手にとっては不愉快かもしれません。

年代、性別(ベイエリアなのでたまに不確か)、家族、職業等、あまり話したくない方もいるかもしれないと考えると、結局のところ会話が進みません。

言葉自体は日本語ですが、場合によっては尊敬・謙譲・丁寧語を使った方が良い場合もあると思います。

正直、色々考えると疲れます。 

では、英語の方が楽なのでは? とも言えません。相手のことをそれなりに知らないと、うっかりとしたことは言えません。

そして、日本語程複雑ではなくても、丁寧な英語の言い回しに変えた方が良い場合もあるからです。

結論として、基本母国語を話す方が、より楽なのは間違いありません。でも、知らない日本人と日本語で話すよりも、知っているアメリカ人と英語で話す方が楽です。

でも、この楽な方向へ行くと、全然社交性がないと思われます。それも悪くはないでしょう。。。

せっかくの機会なので、バークレーで美味しい和食をいただきました。


豪華な海鮮ちらし。


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