1/09/2016

アメリカのレストランチップ廃止?

最近、アメリカレストラン業界にて、話題になっている話です。

昨年11月に、Joe's Crab Shackというフルサービスレストランが、チップ廃止を始めました。 既に、大都市の一部のレストランは、チップ廃止に踏み切っていますが、全国展開しているチェーンレストランでは初めてのようです。

チップ制度に慣れていない日本の方は、アメリカ旅行すると、とても困惑するあのチップです。 慣れているアメリカ人でも、あの作業をするよりは、デザートを楽しみたいようです。

チップが廃止されると、確かに、計算をする必要もなく楽です。 でも、ここで気をつけなければいけないのは、チップは廃止されるわけではありません。 チップはサービス料として、あらかじめメニューの値段に含まれているということなのです。 ですから、ほとんどの場合、チップが廃止されると同時に、料理飲料の値段が上がります。

或は、一部のレストランは、サービス料として、最初から%を設定して請求します。 日本のホテルとか高級レストランのようなものです。

要は、チップ廃止ではなくて、チップを計算する必要がないというだけです。

チップ廃止って、本当は、喜ばしいことなのでしょうか? 不確かです。

星のつくような高級レストランでは、大方素晴らしいサービスですし、サービスする人たちの間のレベル差も、それ程感じません。 なので、一律%課せられるのは、納得いきます。 しかも、自分のテーブルを担当する人を探すよりも、誰にでもお願いできるという利点もあります。

しかしながら、一般のレストランでは、サービスは担当する人によって差が出ます。 とっても素晴らしいサービスをする人もいれば、一方で、何これ!と憤慨することもあります。 客が、サービスレベルに応じて、チップの金額を決めたいというのも納得できます。

一方で、レストランは、表の仕事をする人ばかりではなく、裏方で、皿洗いや、調理をする人たちもいます。 表の人たちだけが、チップをもらえるのもどうかな、裏方の人たちにも、ぜひ、分けてほしいとも思います。

最低賃金やら、税金やら、福利厚生やら、人材確保やら、考えなければいけない様々な要素が混じりあっているので、チップ廃止は、そう簡単な問題ではなさそうです。 

一般客は、このチップ廃止のトレンドを傍観するだけです。 来週、チップ廃止している、ではなく、チップを含めて請求するレストランに行く予定です。 ちょっと、探ってみましょう。

私、アメリカ生活長くなっていますので、こんなかわいい子に見つめられて、「本日のスペシャル」を説明されたり、サービスを受けたりすると、


もう、チップを弾みたくなります。 

そう言えば、いつも笑顔でサービスしていた(あえて、ウエイトスタッフではなく)ウエイトレスのおねーさんに、常連さんが遺産を残した話なんぞ、ありました。 

サービスの対価が、びっくりする程の金額であったりもします。 

これも、ひとつの、アメリカンドリームなのでしょう。

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